9/9に長野である建機縛りミーティングのお誘い、立派なビラと一緒にもらったけど、9/7から海の上に一泊出張っていう困ったスケジュール。仕事はやく終わっても午後まで帰れないから、長野行はかなり微妙。東京大阪あたりからの長野行夜行バスに間に合う時間帯の飛行機は、難しいかも。誰かに世話頼んで物だけ送るというのも、微妙な話で。
8月 18th, 2012
「働く車」、ようやく出来上がって8/11に取りに行きました。LTI(カーボディーズ)・FL2S、よくロンドンタクシーと呼ばれている車の一型式です。
原型のタクシー(ブラックキャブ)車FX4の各型が良く知られていますが、ハイヤーやリムジン用に小変更されてFL2という型式でも売られていました。
FX4(FL2)は1958年のデビューから1997年の生産終了までの間に数回エンジンが変更されていて、FX4S(FL2S)型は1985年から1987年まで生産されていた、ランドローバー製2.5Lディーゼルエンジン搭載車です。 Read the rest of this entry »
8月 8th, 2012
切り出したのをくっつけるとこうなります。タワークレーンは機体に対して小さめのベースフレームをボルトで基礎に縛り付けるので、エゾマツも同様にします。
まだ切り出していない部品が追加される予定です。当初一番下のマストだけは別のもの使う予定だったのが、マストの差し込み穴を紙筒の内径であけてしまった関係で、普通のマストをそのまま挿し込むことができるようになってしまいました。一番下だけ特別なマストを用意しなくてよくなったので、良しとしたいとおもいます。
8月 5th, 2012
「削るんです」は、図面データを読み込んで、切削工具の移動経路を生成し、削るという一連の作業ができます。図面データの編集は、できません。
エゾマツの部品、ドラフター代わりのJW_CADで適当に図形並べ「板取り」して、SFCやDXFという形式のデータファイルに変換して「削るんです」に読み込ませたのが上の画像です。先日の切り出しをこの一部で試した都合で、この板取りのとおりには削りませんでした。
それぞれの図形を削るか削らないか、削り方、削る順番は、ソフトがある程度気を利かせて決めてくれますが、気に入らなければ個別に指示しなおすことができます。削る様指示した図形も、削り方の設定を「なし」にすれば、削らなくなります。
図形の編集ができない代わりに、削る図形を選択して、図面上の機械の原点の位置を現物あわせで設定しなおせば、好きな場所に好きな図形を削れるわけです。
入り隅の角を尖らせるために細い工具に交換するときの削り方は、個別に設定してやる必要があるみたいです。
8月 2nd, 2012
アクリル部品も削ります。エンドミルの手持ちがなく、超硬ルーターバーで切削します。ルーターバーの横刃はエンドミルのような螺旋状の刃ではなく、ヤスリ状の刃がついているので、粉末状の切粉がたまります。板の上に油乗せて削ってもとけてぐちゃぐちゃになったので、バットに水を張った中でアクリルを削る作戦です。
切粉の排出を助けつつ冷却するため、薄手のステンレスバットを両面テープでテーブルに貼って、バットの底にアクリル板を両面テープで貼り付けて挑戦です。
写真の状態では水がよくいきわたらない個所がありちょっとまずかったです。小穴の加工中にうまく熱が逃げず、溶けたアクリルがスピンドルが下がるにつれて下へ押し出されてしまい、板が浮いてはがれてしまいました。やり直しは小穴の深さはドリルの位置決めくらいの深さに設定変えて、板はよく油気拭いてべたべたに両面テープで貼って、ひたひたに張った水が板全体を覆うように洗剤一滴たらして、うまくいきました。写真は撮り忘れてました。片づけ面倒ですが埃が飛ばず、刃が小さいルーターバーでは水しぶきも上がらずなかなかいい感じです。今回発生しなかったけど水面の共振には気を付けた方がよさそうです。
固定に使用した両面テープ「ナイスタック」は紙ベースですが、貼り付けたものは水に入れても簡単には剥がれないので、短時間水中に入れる装置の仮止めに使うことがあります。大きな力がかかるような部分の固定にはリスクがありますが。水溶性切削剤とか、油の中には入れてみたことないのですが、粘着剤が溶け出さない油種で短時間なら使用可能?
水に入れるなら異種金属接触部や充電部分の電蝕に考慮が要りますが、スピンドルのモーターを誘導モーターやブラシレスモーターに換え、リミットスイッチをホトインタラプターを使った光学式にすれば、原理的には機械全体水中に入れても大丈夫です。
補足:アクリルは長時間水中に入れると吸水して膨らむので、高い精度がいる物には向きません。
8月 1st, 2012
動作確認2mmの超硬ルーターバーつけて、適当に固定して適当に条件作ってシナベニヤ削ってみたら、上々の出来です。ソフトが勝手に決めてくれた切削順序を少し修正して削りました。1つ長方形からの切り分けで小さい長方形パーツ作る予定だったんですが、中を切ってから枠を切るべきところが逆にしてしまい、切り出し途中で材料が外れて機械がむなしく空気を削ってしまう設定ミスもしました。
7月 30th, 2012
エゾマツのベースフレームにシナベニヤを使おうとしたら手持ちがなくて、ホームセンターに買いだしついでに車屋さんに立ち寄ってびっくり。今日か来週かと事あるごとに書いてたけど、急ぎではないと告げていたので、外装にかなり手を入れてくださったようで、廃墟寸前の洋館の雰囲気だった車がピカピカになってガレージに収まっていました。最後にカーペットの取り付けと外装の最終仕上げに1手間あるようで。
しばらく前に整備士さんから「黒いのが店の近くを走るのを見かけた」と聞いていたので暇暇探していたら、金曜日の夕方国道225号でバス待ち中に遭遇しました。
7月 26th, 2012
宝の持ち腐れ?小人さん来ました。制御は、10年前に「自作」した、ノートパソコン改造の古いタブレットパソコンをあてがっておきます。中国製買うのだったら、直接中国の業者から買えば、B3大のテーブルの機械が15万円程度(2012/07/25時点)で買えそうですが、Z軸の移動量が60㎜のものがほとんどなので、ちょっとやわになってもZ軸移動量80mmのこれを選びました。あくまでルーターなので、ちまちま削り取っていく感じで、フライスみたいにトルクのあるモーターでがりがり削っていくような剛性は持ち合わせていない分で条件に気を付ける必要がありそうです。
そもそもこの手の機械は直交3軸のロボットにルーター(ミゾキリ)つけただけなので、そこそこのできでよければ機構部分は材料工夫して安く作れます。電源と箱がちょっと高いですが。
フリーの2.5D加工ソフト「削るんです」でまず動かしてみて、それから定番のCNC制御ソフトMach3の体験版でも動かしてみました。
順番逆ですね。 Read the rest of this entry »
7月 21st, 2012
車は来週くらいに仕上がるっっぽいです。
いっぱいしたいことはあるけど、なかなか大変なので、臨時収入の半分を車の修理費にとって残りで小人さん?に来てもらうことにしました。
自作するより買った方が安い、私物なら職場に持ち込んで仕事にもつかえる(逆は、まずい)、複合旋盤を改造するという手もありましたが、モーター固定する場所がないし、横送り台のバックラッシが大きくて小人さんが癇癪おこしそうだし、調整だなんだで結局同じだけお金かかってしまいます。CADつかうのにテヌシーでもばかばかしい。高速軽切削ですが軽金属を加工できるようなので、3次元プリンターのヘッドや、レーザーを載せる分には問題ない(逆は無理)。
ミニチュア買わない分で、道具を買います。