そう言えばシーブは出来たところしか載せていませんでしたが、自作の参考になればってことで作っている様子を載せてみます。
基本的には大小2種類の直径の円板を作って大きいほうで小さいほうをはさむ形です。(ナビスコの「OREO」に似てる)
- まず、切りだし。2種類の直径の円板をコンパスカッターなどで丸く切り出していきます。
糸の太さに応じて2枚の直径の差(溝の深さの2倍)や小さい円板の枚数(溝幅)を加減します。
工作用紙は厚さ約0.5mmなので0.8mmの凧糸用に作る場合は小さい円板は2枚必要です。直径の差は約3mmにしました。溝の深さで約1.5mmです。少し深めだと思いますが…
- 切り出した物
待ち針を使うので針山を兼ねたフォームの上に積んでいます。
大きい方の奴の裏側は切った跡が少し盛り上がっていて引っかかるから削っておきます。
小さい方は削らずに裏側同士を合わせて瞬間接着剤で縁からとめると0.2mm位太い糸も通る様に出来ます。(下のポンチ絵)
- 大きい方に待針を刺します。
これは行きすぎ
- 小さい方の片側に接着剤を塗って針を刺します。そして針先側にも接着剤を塗って…
見にくいですがもう接着剤が塗られています。
細いので針が多小傾いていてもそこまで影響はありません。でも出来るだけ垂直になる様にしてください。
- 大きい方の円板を貼ります。
安定するまで数十秒くらい置いてから机の上などで偏りなく押さえてやると出来あがりです。
接着剤はやっぱり溶剤型酢酸ビニール系やセルロース系(いわゆる工作用)がいいです。ビニール系は塗って10-20秒位で貼りつけると一発で貼りついてくれます。
エマルジョン系(木工用)は乾きが遅いのでお勧めしません。
ポリスチレン板ならプラスチック用流し込みタイプやアクリル用(ニ塩化メチレン)が良いかも。
縁に塗る瞬間接着剤は手に入る限りの低粘度品を使ってください。貼り合わせ用は、高粘度品。
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