7月 18th, 2015
かなり大ざっぱですが、東京石川島造船所30t型浮起重機、旧海軍に自航非自航あわせて十数隻は納入され、うち一隻と思われるものがパプアニューギニアの海岸に擱座したまま残っているそうです。
自航式のうち4隻は国産船舶としてはいち早くフォイトシュナイダープロペラを搭載した船ということもあってか、「公称第3077号」が東京石川島造船所のカタログや社史に写真付きで紹介されているほか、フォイト社からの写真提供依頼を受けて作成された写真付き公文書が残っています。
クレーンの櫓の形は大雑把に2種類あり、また同じ規模の船体で少しジブの短い50t型についてもカタログや昭和10年ごろの「国産機械図集」で紹介されています。
togetterにざっと拾ったものを置いています。http://togetter.com/li/768833
7月 5th, 2015
中国の高速鉄道建設工事で使われている特殊車両「流动式架桥机」(流動式架橋機)中国鉄建SLJ-900/32、華中建機HZQY900(B)など数種あるようです。
最大32m重量900tまでのプレストレスト・コンクリート桁を、組立場から架設場所まで運んで架設してしまう、全長90m全幅7m全高7m重量600tといった規模の車両です。
長いだけあって最小回転半径150mトンネルのサイズの都合か最小曲線通過半径2000mだそうで直線専用みたいですが大陸ではたいていまっすぐに線路が敷けるのでこんな車両が出てくるのでしょうか。
大雑把にそれっぽいのを作るつもりで半年くらい前に1/700用に適当に描いておいたので、切り出して組み立ててみました。
実機の架設作業の動画(tudou)
http://www.tudou.com/programs/view/x66BVSfYnBs/
SLJ-900/32
http://www.crcctc.com/item/2013-08-28/7480.html
http://www.cr11g.com.cn/Article_view.aspx?id=11899&page=1
4月 12th, 2015
またどこかで見たようなジブクレーン登場、DMMに発注して出力してもらいました。ジブの長さ約40mm、1/700程度です。元ネタは中小造船所にたくさんはびこったIUKの600-1500tm級機です。
2月 16th, 2015
内輪の仕事でCADの入門的な事をやることになって…クレーンも作ります
ゴライアスクレーンは妙に間延びした感じですが中国大連の造船所にレールスパン248mというのがあるようなので。
ジブクレーンはどこかで見かけるあの形、適当に並べて建屋はそのうち。
大きな造船所でエアレ-スがあるなら見に行きたいものです。
2月 11th, 2015
運転台のむきだしなクレーンに人がないとさびしい、職工のお兄さんの1/24を乗っければ早い話ですが、普通すぎるのでオンラインゲーム「艦隊これくしょん」から、「工作艦明石」*をもってきました。美少女体型ではないから少しごついですが。軍艦に見立てて各種艤装品を身にまとったキャラクターが多数いるこのゲーム、工作艦明石はデッキに搭載されているクレーンをかたどった「艤装」をまとっているので、この人形用にも一通り作ってあります。
*http://wikiwiki.jp/kancolle/?%CC%C0%C0%D0