Archive for the ‘模型’ Category
日曜日, 11月 6th, 2011
ボトムブーム、ジグなし固定なしでくみ上げたんで粗だらけですが、できました。アルミだから大目にみてねってわけじゃないですが、真鍮細工だったら笑われそうな出来具合。アルミは熱膨張率大きいうえにロウ付けでは600度くらいまで加熱する必要があるので、一発で決めそこなっていじり回すと余計ひずんできます。継手とフットピンは全体でバランス見て調整します。
金曜日, 10月 21st, 2011
ちょうど8年前に完成させて、数年前まで実家で箪笥の上に飾っておいたやつ。なんかの拍子にガラクタ入れに放り込まれてしまって、写真に入っていない中間ジブはぐちゃぐちゃ、足場は外れてしまい、ガイサポートの後ろ脚もひん曲がってしまっていました。面倒くさい旋回フレームとガイサポート頂部が無事なのが幸いです。
救出して箱に入れておいたのを実家から引き揚げてきたので、ジブを作り直して、一回り大きいJCL-022のマストとベースとアダプター作って「JCL-07175II・高自立型」としてリニューアルします。普通の015/07175が自立高さ14mちょい(模型換算35㎝)ですが、高自立では12m伸びて26mちょい(模型換算65㎝)になります。
以前作らなかったクライミング装置とマスト梯子も、必要数追加します。マストはリニューアルのために実家で捨ててしまいましたが、この間東京行ったときにJCL-015IIの逆クライミングを見ることができて、マストの両端とマスト支えのクランプの正しい構造が分かったので、それを盛り込んで作ります。
1/150の07175は、せっかく作ったジブがどこかに行って見つからないので、もう一度やり直しです。
土曜日, 7月 30th, 2011
PIC自体いまさらいろんな書籍も出てて目新しくもないし、こんなもの出すのすごく恥ずかしいのだけど、
エゾマツに使ったプログラム、参考までに晒しときます。
エゾマツ作る前からのアセンブリの作りかけもあるけど、Cで作ったやつが完成版なのでそのまま貼り付けておきます。
Cでやったっていっても、高性能マクロアセンブラー程度?にも使い切れないので…
マイコンの内部の設定周りビットごと操作したりレジスターごと操作したりいろいろ統一してないところもあるので
みにくいです。操作データも送信側と受信側で別々に加工してるし。
リストは送受別々にMicrochip MPLAB IDEに只でくっついてくる、Hitec-Cでコンパイルしてやってください。
デバイス(品種)の定義は、ソースリストに入れてないのでMPLAB IDEのほうで設定します。
送信側のタイミングはソフトウェアでやってますが、部分的に最適化される、liteモードでうまくいくように設定しています。
プロジェクトをzipに固めたのと、回路図と、機械語コードのHEXファイル、行内コメントの修正などの補足は、後日します。
送信はナビシステムのNVT200、受信はNVR200を使いましたが、シリアル通信に対応した無線モジュールや
赤外線モジュールなら、たぶんほかのやつでも使えると思います。
38kHz赤外線リモコン用のモジュール使う人は、伝送速度を2400bps位にしたほうがいいかも。
リストは、ページ「ソースリスト(エゾマツ)」に移しました。
日曜日, 7月 24th, 2011
エゾマツ本体に仮止めして、うごかしてみたら、近くじゃ動かないちょっと離れて背を向けるとうごく、パソコンにつないで調べてみたら9600bpsでも、ちゃんと電波入ったときは受信機からデータ出てるようなのだけど、受信機の資料が4800bpsだったので4800bpsに変えてやってみても、同じ。ツンデレに作った覚えはないけど、アースの仕方が悪いのとアンテナが悪いのと配線が悪いのかツンデレにできてしまいました。で、受信機の2本のGND端子の間を銅板でつないで見たり、アンテナ短くしてみたらそこそこ入るようになったのだけど、クレーンの向きによって入らないときがある。制御盤から微弱モジュールまでの15cm位のひょろ長い配線が、隠れアンテナになってて本当のアンテナの邪魔しているのかもしれません。ちゃんとした測定環境用意して定量的に検討すれば、研究になりそうです?
写真は、中央付近の灰色い箱が制御盤、本体前端付近の黒いぽっちがついた小さな板が、受信機です。
金曜日, 7月 22nd, 2011
送信機は、こんな感じです。巻上起伏旋回の3チャンネルなので8ピンのマイコン1個ですみました。最初巻上だけ2段の予定でしたが、けち臭いので全部2段のスイッチにしてしまいました。
微弱電波モジュールの信号入力から線を引き出して、パソコンに接続して動作確認しました。
プログラムの書き込みは、送信機の基板に用意した書き込み信号接続用のコネクターに、書き込み機のソケットから引き出した信号線をつないでやります。
ICは、一個だけ。アナログ入力つきの8ピンのマイコンPIC12F675ですべてやっています。
ピン数省略のためスイッチをデジタル入力に接続(ON-OFF)にせず、抵抗の切り替えで電圧を選択するようにしたので、ハード的にもソフト的にもすべて可変速にもできる仕様です。回路としては可変抵抗式のジョイスティックつなぐのが、一番簡単だったりします。
送信データは、識別符号1バイト(16進AA)のあとに操作量が1バイトずつ3つ、そしてデータ確認用の符号1バイトの5バイトになってます。データの確認用の符号は、単純に識別符号と操作量3つを足し算した結果の下1バイトになっています。制御盤のほうでほうでは受け取ったデータを検算して、間違っていれば捨ててしまい、間違いがなければ採用するわけです。送信受信両方ともタイミングに余裕があるのでもう少し複雑な方法で確認する事もできそうです。
転送速度は、一番上限が低い部分の速度以下なら、適当に決めてもいいのですが、パソコンのシリアルポートが対応している速度にすると動作確認しやすいので、一秒当たり9600ビットとか4800ビットにします。
パソコン側の動作確認のプログラムは、データを簡単に作成して送信できる、「シリアルコマンドエクスプローラ2」というフリーソフトを使用しました。
火曜日, 7月 19th, 2011
エゾマツ1号の制御盤、だいたいできてきました。マッチ箱くらいの大きさのケースに、部品を入れて空中配線しています。無線モジュールも一緒に収めたかったのですが、モジュールの突起が大きくてきれいに収まらなかったので、外につけます。
ケースは、ふたのつめを少し削って、片側にテープでちょうつがい作ってドアにして、中身は大体制御盤っぽく見えるように配線とか部品とかおいてみたんですが、どうでしょう。。。?色つきのエナメル線で組むと、もう少し配線がコンパクトになって、スケール感(?)増したかもしれません。
ICは、ワンチップマイコンPIC16F648Aを中心に、モータードライバーはLB1948を3つ、それと電源ICの2905、の5つだけです。648の通信機能使って、命令受け取って、それを基にモーター回します。パソコンのシリアルポートで使える通信速度にあわせておくと、動作確認簡単にできます。
モーターの速度は、今の仕様では3つともほぼ無断階といえる程度(127段)で制御できます。制御は、一定の周期の中で、通電する時間の長さを変更することで、モーターにやる電力を制御するPWM(パルス幅変調)つかうのが普通です。でも今回はいい感じの動作音が出せそうな方法として、PWMの代わりに一定の長さのパルスを発生させる頻度を変更することで電力を制御する、PFM(パルス頻度変調)にしてみました。ソフトでやってるので時々パルスの間隔はずれますが、問題にはならないでしょう。この方法、出力上げると周波数もあがってしまうのでモーターのインダクタンスが問題になってきそうだけど、そこはモーターにやる電源の電圧を高めにして、十分に電流を流すことで解決することにします。
で、動かしてみたら、遅いほうはともかく速いほうはギヤボックスの騒音が大きくてあんまり意味ないようなのが残念。
送信側は、ボタン読み取ってだいたい一定間隔でデータを垂れ流す感じになります。
日曜日, 6月 12th, 2011

無線モジュール(再掲)
ちょっと前の話ですが、無線モジュールSS-1の通信テストを、付属のソフトでしておきました。カマキリ側は、上の写真のような感じになります。空きスペースの半分くらいをほかの回路が埋める予定です。このモジュール自体がワンチップマイコンなので、通信のみでなく、制御に使うこともできます。
カマキリの場合は、荷重計とブーム角度にアナログ入力一本ずつ、足回りの制御とブーム先カメラ用にシリアル通信最低一つ、ウインチモーターと旋回用モーターの制御にPWM出力数本、ブーム長さの検出にアナログかデジタル入力一つ、起伏や巻上げの制限装置のスイッチは、別回路といった感じです。カウンターウェイトの検出もさせてみたら、もっと面白そうです。
すべてのモーターやセンサーにマイコン仕込んで、全部通信で済ますのが今風?
あえてこれでやってますが、これからしてみる人は、Arduinoを使うのが、ハードもソフトもそろってて楽かも。
このモジュールの欠点?「技適」しか認証ないので、国外に持ち出すと遊べません…
日曜日, 6月 12th, 2011
オオカマキリ1号の荷重計につかう、ひずみゲージ用のアンプ作ってみました。レイアウト考えずに1.27ピッチの穴あき基板に組んで、古い鉛フリーハンダと太いこて先で悪戦苦闘したもんで、気づいたら2時間ほどかかってしまいました。ありあわせの部品で作ったので、写真右上のほうの青いトリマーの作動範囲が広すぎて、つまみの動きに敏感だったりします。形もちょっと大きくなってしまいましたが、本番はチップ抵抗使って、青いトリマーくらいの大きさにまとめます。アンプICは、だいぶ前に買っておいた、INA122UAを使ってみました。フラットパッケージなので裏側にくっついてます。それと、写真左上の薄青いのがひずみゲージです。120Ωのひずみゲージ使ったので、抵抗をブリッジの前に直列に入れてひずみゲージに流れる電流を10mAに制限してますが、抵抗の代わりに定電流回路か定電圧回路にすれば、少しいいものになると思います。
今回の回路ではゲージつまんで引っ張ると、引っ張り具合によってそれなりに出力電圧が下がります。
日曜日, 5月 8th, 2011

試しにおいてみる
部屋の中ほどにテーブル出して、おいてみます。ltl1160の色塗りの続きのために、下にはブルーシート敷いておきました。照明は、リモコン付のシーリングライトにしているので、天井付近まで広く使えます。
木曜日, 3月 10th, 2011

07175
だいぶ前に作っていた物体が出てきたので、本体の方も作ることにします。ネタは以前作ったJCL-015の焼き直し?で、北川JCL-07175IIを1/150で作ります。前015を1/40で作った時は図面ほとんど作らなかったのですが、数年前に07175仕様にするためにジブだけの図面を作っていたので、そこに本体部分を書き足しました。1/150になるよう調整してコピー紙に印刷して組立てることになります。
どうせなら他のメーカーか、同じ北川でもJCL-021Cのほう作ってみたいけど、021実機見たことないのでこれで作ることにします。
タワークレーン関係は、KCS-1010の3D以外に、マツダVC-60の新型の書きかけがあったような気がします。