Archive for the ‘模型’ Category
日曜日, 3月 27th, 2016
三井造船っぽい水平引込クレーンが参戦。ロープバランス式の仲間だけど、ジブのバランサーがやぐらのてっぺん付近にあって、一見スイングレバー式っぽいやつです。ジブはうちの3Dプリンターではちょっと抜くのが難しいので張殻構造っぽくしています。
金曜日, 12月 25th, 2015
石川島っぽいのだけじゃなんなので、住友っぽいのも出しときます。艤装岸壁用でしょうジブの長さは100m位あるみたいです。
ジブのトラスはさすがに細すぎて出力に失敗したので、レーザーカットで作り直しました。
月曜日, 12月 21st, 2015
暇はないので機械に投げて、IHIの200t型っぽい水平引き込みクレーンができてきました。1/700ですが適当に半径70m仕様にしたのでなかなかの存在感があります。一部ミスがあったのでやり直した部分があるけど、どこかで見かけたあの形、昭和40年代の機械、佐世保や呉で見ることができますが、アメリカのバース鉄工所や、ブラジルのイシブラスにも置かれていたようです。
バース鉄工でのジブ取付けの様子、ジブは見た目より結構軽くできていて、Manitowoc 4100W Ringerでつれるくらいには軽かったようです。アメリカ規格なのか表示は220TON(220ST)になっています。
https://www.cianbro.com/ProjectsMarkets/Industrial/BathIronWorksCraneErection.aspx
http://www.hazegray.org/features/ddg79/
http://www.hazegray.org/features/ddg79/ddg7912.jpg
土曜日, 7月 18th, 2015
かなり大ざっぱですが、東京石川島造船所30t型浮起重機、旧海軍に自航非自航あわせて十数隻は納入され、うち一隻と思われるものがパプアニューギニアの海岸に擱座したまま残っているそうです。
自航式のうち4隻は国産船舶としてはいち早くフォイトシュナイダープロペラを搭載した船ということもあってか、「公称第3077号」が東京石川島造船所のカタログや社史に写真付きで紹介されているほか、フォイト社からの写真提供依頼を受けて作成された写真付き公文書が残っています。
クレーンの櫓の形は大雑把に2種類あり、また同じ規模の船体で少しジブの短い50t型についてもカタログや昭和10年ごろの「国産機械図集」で紹介されています。
togetterにざっと拾ったものを置いています。http://togetter.com/li/768833
日曜日, 7月 5th, 2015
中国の高速鉄道建設工事で使われている特殊車両「流动式架桥机」(流動式架橋機)中国鉄建SLJ-900/32、華中建機HZQY900(B)など数種あるようです。
最大32m重量900tまでのプレストレスト・コンクリート桁を、組立場から架設場所まで運んで架設してしまう、全長90m全幅7m全高7m重量600tといった規模の車両です。
長いだけあって最小回転半径150mトンネルのサイズの都合か最小曲線通過半径2000mだそうで直線専用みたいですが大陸ではたいていまっすぐに線路が敷けるのでこんな車両が出てくるのでしょうか。
大雑把にそれっぽいのを作るつもりで半年くらい前に1/700用に適当に描いておいたので、切り出して組み立ててみました。
実機の架設作業の動画(tudou)
http://www.tudou.com/programs/view/x66BVSfYnBs/
SLJ-900/32
http://www.crcctc.com/item/2013-08-28/7480.html
http://www.cr11g.com.cn/Article_view.aspx?id=11899&page=1
日曜日, 4月 12th, 2015
またどこかで見たようなジブクレーン登場、DMMに発注して出力してもらいました。ジブの長さ約40mm、1/700程度です。元ネタは中小造船所にたくさんはびこったIUKの600-1500tm級機です。
月曜日, 2月 16th, 2015
内輪の仕事でCADの入門的な事をやることになって…クレーンも作ります
ゴライアスクレーンは妙に間延びした感じですが中国大連の造船所にレールスパン248mというのがあるようなので。
ジブクレーンはどこかで見かけるあの形、適当に並べて建屋はそのうち。
大きな造船所でエアレ-スがあるなら見に行きたいものです。
水曜日, 2月 11th, 2015
運転台のむきだしなクレーンに人がないとさびしい、職工のお兄さんの1/24を乗っければ早い話ですが、普通すぎるのでオンラインゲーム「艦隊これくしょん」から、「工作艦明石」*をもってきました。美少女体型ではないから少しごついですが。軍艦に見立てて各種艤装品を身にまとったキャラクターが多数いるこのゲーム、工作艦明石はデッキに搭載されているクレーンをかたどった「艤装」をまとっているので、この人形用にも一通り作ってあります。
*http://wikiwiki.jp/kancolle/?%CC%C0%C0%D0
木曜日, 11月 13th, 2014
先日製作したクレーンの主は旧海軍の佐世保工廠(佐世保重工業と米軍の設備の前身)で建造された、工作艦『明石』
あちらこちらで解説されているので略しますが、大雑把にいうと前線で損傷した艦船の修繕を行うための移動工場です。
エッチングつきのキットが手に入らなかったのでクレーンだけ自作パーツでディテールアップします。
ブームと櫓は厚手マットのフォト用紙をレーザーカットして作ってみます。