Archive for the ‘未分類’ Category
土曜日, 7月 18th, 2015
かなり大ざっぱですが、東京石川島造船所30t型浮起重機、旧海軍に自航非自航あわせて十数隻は納入され、うち一隻と思われるものがパプアニューギニアの海岸に擱座したまま残っているそうです。
自航式のうち4隻は国産船舶としてはいち早くフォイトシュナイダープロペラを搭載した船ということもあってか、「公称第3077号」が東京石川島造船所のカタログや社史に写真付きで紹介されているほか、フォイト社からの写真提供依頼を受けて作成された写真付き公文書が残っています。
クレーンの櫓の形は大雑把に2種類あり、また同じ規模の船体で少しジブの短い50t型についてもカタログや昭和10年ごろの「国産機械図集」で紹介されています。
togetterにざっと拾ったものを置いています。http://togetter.com/li/768833
日曜日, 4月 12th, 2015
またどこかで見たようなジブクレーン登場、DMMに発注して出力してもらいました。ジブの長さ約40mm、1/700程度です。元ネタは中小造船所にたくさんはびこったIUKの600-1500tm級機です。
木曜日, 10月 2nd, 2014
ゾーセンクレーン
この手のが作りたかった1/700くらい。もうひとつは1/150くらい?
昔ここのサイトのことを紙製のジブクレーンと説明してくれてた方がいましたが、サイトはじめて十数年目にして紙製のいろんなジブクレーンが出来つつあります。
型はざっくり思いつきでかなり適当です。MSペイントでこれくらいで、作りこみはここからですか。
土曜日, 5月 17th, 2014
ブームは写真の様子から主材をI断面、上主材を少し細めに、横材と筋交いはさらに細くしています。上主材の間は横材のみで結合されていて、側面の斜め材と断面の筋交いで形を保つものと見ています。型紙を机に敷いて先に組み立てた主材をテープで固定して、くみ上げて見ました。側面は垂直なついたてを置いて現物あわせで各部材の位置関係だけ転写し手型紙を作図し、トラスを組んで主材に接着しています。一箇所ずれてしまった分は、全体に少しずらしてごまかしています。シーブはプラ板張りあわせで溝幅1.2mmピッチ円直径20mm程度としておきました。軸穴あけたときに少しずれてしまったのは、抵抗になってしまいますがとりあえずそのままで。
土曜日, 5月 17th, 2014
この手のは櫓のてっぺんと下でモーメントを水平方向の偶力として受ける構造です。柱の根元に水平荷重をもつローラーの軌道があります。重量は柱のてっぺんで受ける構造と旋回台裏で受ける構造が考えられますが、てっぺんを球面軸受けやジンバル構造にして重量を受ける構造がほとんどのようです。
国内では大型ジブクレーンとしてIHIの機械を見かけますが、今はボールレースが主流になったので新造はなさそうです。外国では今でも造られています。
櫓の中の柱は面倒くさいので500ml缶を使っています。というか500ml缶がちょうど収まるくらいの寸法狙って作りました。
日曜日, 4月 27th, 2014
前からいつか作ろうとは思っていた、kingpost crane
造船所に時々ある、丸い柱が旋回体を貫いて天辺まで通っている、あれです。
ちょっと古い形のを適当にこさえてみることにしました。
材料は段ボールにするかスチレンボードにするか迷って結局加工のしやすい(=弱い)スチレンボードを使うことにしました。
紙張りタイプにして、トラスの節点は厚紙でガセットプレートをあてがいます。
ネットで拾った実船写真*からスケッチ書いて、いきなり現物です。
若干デフォルメ入ってますが、だいたいそれができてきました。
スケール的には1/25程度だと思います。
* http://blog.livedoor.jp/irootoko_jr/archives/125887.html
http://www4.ocn.ne.jp/~d98/akashi.html