2009/03/08撮影分
(トキ)
トランジリフトを一目見たかったので、社会見学をかねて島根県主催の島根原子力発電所見学会に参加しました。15年以上前から年に5回ほど行われているというこの見学会、島根県民向けの行事ですが空きがあれば県外からも参加できるそうで。
去年の夏に存在を知ってから、思い出したときにはいつも募集締切後でなかなか応募できなかったのですが、今回運良く締切前日に思い出しだめもとで応募したところ、参加可能との通知がきました。
7日22時前天神出発、
6時半過ぎ松江駅前到着、コンコースの休憩所でちょっと寝て
0835発のバスで島根県庁へ
小川の大きめの2つはいったんやりすごして、島根県庁近くの原子力防災センターで原子力発電のあらましとか原子力防災センターの機能紹介のあと、バスで島根県原子力環境センターへ。
活動内容の紹介と施設見学、分析室とか放射線測定装置とかいろいろみせてくださいました。
お昼いただいいたあとは見学会の目玉、発電所の見学です。移動途中で鉄塔クレーン発見。
原子力館でしばし説明受けた後、運転訓練施設を見学、そして住宅展示場からそのまま持ってきたようなおうちが詰所な厳戒態勢のゲートを通って敷地内へ。
バスは1-2号機の回りを一周して、3号機の現場、建屋のすぐ脇を通ったのだけど、中国電力指定の場所からの3号機方向の撮影のみが許可されていたので、撮影はせず。
ここまでに身分確認を数回受けたとはいえ、ホームページに現場の様子とか炉内の様子を公開しているだけあってか、かなり太っ腹です。コンテナハウスを2階建てにした展望所さえ常設してある気前のよさ(?)にびっくり。
展望所には説明のパネルが多数ありました。
ツギラマですが全体ですIHI 135D-75(13.5t*75m)とかJCC-320UH(320t-m)とかコベルコ7200とか7300とかいろいろたくさん
そして親玉ビッグ・アイビス号(HU-46000)、Lampsonのサイトの記事ではLTL-2000(2000USトン)といってるみたいですが。
ブーム103mの930t仕様のようです。海の方向いているし2階まで立ち上がっている建屋が大きいのであんまり大きさが分からないですが、脇の7300がちょっと小さく見えます。
手前にいる住友SC-1500のブームが重なっちゃったのが残念…
総重量3600tだそうで、足下は敷鉄板だけでは足りずに地盤改良材で地固めしてあるそうです。
足場までついている巨大な主フック、補フックもかなり大きいです。
ブームは斜め材が全部ピン止めで、完全にばらばらにできるみたいです。
見学終わって県庁へ戻るバスの中、
行きがけ見つけた鉄塔クレーンを頑張って写してみたらみごとにぼけちゃいました。鉄塔クレーンは先っぽ以外どれも見かけがほとんど同じようなのでこれではどこの何なのか分かりにくいです。
県庁に戻り解散して
松江城から朝のやつ、小川OTA-350HN
お城の近くに地味に大きい杭打ち機が、日車DH658-135M
そして松江駅の方へちょっと歩いていったら
さっきの小川
もういっちょ
この写真からは分かりにくいですが、やたら背の高い北川JCL-015、高自立型というものがあるのだけど見たことが無いのでもしやと期待してたら
ビンゴでした。
ベースとマストの下2段は、一回り大型のJCL-022用のマストになっています。「上げ底ブーツ」状態(?)ですが、ここのはベースにさらに下駄を履かせて高さを稼いでありました。
他に何かいないか近所を探しても、なにも見つけきれなかったのでこれでおしまい。
さいごに、いただいた大量の冊子と記念品のメモ用紙とシャープペンシル、島根県や中国電力の担当の皆様ありがとうございました。
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