横浜と神戸へのおでかけは、無理っぽいです。残念…
こんなものが、やってきました。
動き物してるとご存知のかたいらっしゃると思いますが、加熱すると元の長さから5%ほど縮み、冷却すると元の長さに戻る、形状記憶合金線「バイオメタル」。
髪の毛くらいの太さで、数十gfのオーダーの力出るので、1/50以下のウインチのフリーフォールクラッチ、ブレーキ装置、ブームロックピン、マイクロバルブ、台車の舵取装置、懸架装置のアクチュエーターにはなると思います。
太さは0.05mmから0.15mmまであります。昔あった0.2mmは大電流と引き換えに数百gfの力を出してくれましたが、絶版のようで。
1mあたり2000円以上するけど、1つの装置に何十センチも使わないので、案外安くあがると思います。
説明書にも書いてあることですが注意点?
- 電気抵抗が中途半端に低いので、短くしすぎると駆動に工夫がいる
- 伸び縮みは60-80℃程度の間で起こる
- 電気流しすぎて数百℃まで温度が上がると壊れる
- 完全収縮と完全弛緩の間で保持するのは若干面倒
- 大きなものは難しい
- 細すぎて固定がちょっと難しい
- 半田が乗らない
模型に使わなくても、20cmくらいに切って適当な間隔で電気を流してやると、硬めの釣り糸みたいなのが収縮してピアノ線のように硬くなる間にうにょうにょ動いて癒されます。
カマキリの中の何かのアクチュエーターで使う予定です。おなかに一本、ハリガネムシ…
Tags: 人工筋肉