説明書では3ヶ月に一回のスケジュールでバルブクリアランスを確認することとあったので、たまには見ておいた方がいいようです。ちょっとエンジン音気になるので確認の準備を5月の終わりに始めていました。
クランクシャフトを回すのに圧縮が抜けると捗るのでグロープラグを外してしまいます。ということで2日かけて抜いたはいいんですが、これを見てプラグが折れたかと思ったら4つとも一緒で同じだけ先っぽすすけているし、駄目っぽい奴でも駄目なりに導通があるので、これで正常なのでしょう。写真の上のプラグ(1番)と下のプラグ(3番)で形が微妙に違っていますが、これ3番4番のは軸にかしめてあった真鍮のスリーブがシリンダーヘッドに残ってしまいました。スリーブの肉厚からすると、逆に固まった煤をクッションにしてヘッドに軽くかしめられた状態になっていることでしょう。数回の着脱でちぎれてしまったり、再挿入時にプラグの先端がスリーブ内部をひどく削ることはないと判断してそのままにしています。
このプラグ、ランドローバー用のではあるのですが、元ネタの2.5NAディーゼルとは違う制御回路のようなので、番号違いの専用品が必要です。